サッカーに関わるお金を知る「サッカーの経済学」

雑学

はじめに

サッカーに関する様々な報道を見聞きしていると、よく「移籍金〇〇億」や「市場価値〇〇億」なんて言葉が出てくる。
あるいは、贔屓にしているチームのスタジアムが老朽化しているから建て替えて欲しいと願っていても、「建設費〇〇億」で断念なんて事を聞く事もあるだろう。
そもそもサッカーに関わるお金ってどのくらいかかるの?
そんな素朴な疑問にお答えする1冊を紹介しよう。

タイトル:「サッカーの経済学」
著者:平田竹男
カテゴリー:雑学
発売日:2023/12/15

どんな本なのか

サッカーに関わるお金について多くの図解入りで分かりやすく説明してくれる本である。

こんな方にオススメ

・シンプルに応援しているクラブがある人に。
・サッカーに関するちょっとした雑学を知りたい人に。
・クラブチームの運営やスポーツビジネスに興味がある人に。

オススメとマトリクス

おすすめチャート解説

・オールカラーで沢山の図解入りで、とても読みやすい。
・クラブ経営からワールドカップまでサッカーに関わるお金について知る事が出来る。
・難解にならない経済の話としてオススメ出来る。

読者層マトリクス解説

・分かりやすい内容で年齢層問わず読みやすい。
・コアファンからサッカーに興味を持ち始めた人まで誰でも楽しめるだろう。

感想など

経済学というタイトルであるものの、小難しい話ではなくて、これっていくらかかるの?という素朴な疑問に答えてくれる、そんな本である。


入門編のビジネス書に似た構成で、多くの図やグラフでサッカーに関する様々な金額を解き明かしてくれる。
面倒くさがりの人は、なんなら文章を読まずに絵だけ見ても良いと思う。
そのぐらい、シンプルに要点を纏めて分かりやすく図解で示してくれる。
ちょっとしたウンチク仕込みにも良いだろう。


個人的に今興味があるのは、スタジアム関連に費用である。
近年、日本にも球技専用の臨場感のある魅力的なスタジアムが増えてきている。
立地の良いスタジアムも多い。
それらのスタジアムも維持管理しなければならないし、地域社会にとって不可欠なものになってほしいと思っている。
多くのサッカーファンがスタジアムに足を運び、クラブにとっても地域社会にとっても潤いをもたらすものであってほしい。

まとめ

今回は「サッカーの経済学」を紹介してきた。
難解な内容はなく、様々な人が楽しめる内容になっている。
単純にサッカーが好きな人も、スポーツビジネスに興味がある人も、手にとってみたらどうだろうか。

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