スタジアムを楽しむ「今こそ行きたい欧州サッカースタジアム巡礼」

雑学

はじめに

いつかは欧州でサッカーを観戦したいと思っている人も多いだろう。
ちょっとマニアな人なら造形物としてサッカースタジアムが好きな人なんかもいるかもしれない。
そんな人なら、この本で欧州サッカースタジアムに思いを馳せてみたらどうだろうか。

タイトル:「今こそ行きたい欧州サッカースタジアム巡礼」
著者:斉藤健仁
カテゴリー:雑学
発売日:2024/3/4

どんな本なのか

様々な欧州サッカースタジアムを写真付きで紹介する本である。

こんな方にオススメ

・欧州でサッカーを観戦したいと思っている人に。
・スタジアム建築に興味がある人に。
・そもそもサッカースタジアム自体が好きな人に。

オススメとマトリクス

おすすめチャート解説

・コンパクトな解説、多めの写真で読みやすい。
・チームのちょっとした歴史も学べる。
・サッカー観戦が好きな人にオススメ。

読者層マトリクス解説

・ある程度知識のある高めの年齢層向けだと思う。
・ややコアなファン向けだろう。

感想など

30年以上も前の事だが、はじめて衛星放送でジュゼッペメアッツァスタジアム(サンシーロ)を見た時は、ぶったまげた。
あの要塞の様な建造物の存在感に圧倒された。
夜になると、独特な形状をした円形スロープを歩く人々の間から光がもれて、あたかも光が回転しているかの様に見えるところは神秘的にさえ感じた。

そんなジュゼッペメアッツァを含めて、様々な欧州サッカースタジアムを紹介するのが本書である。

以前ここでも紹介した「死ぬまでに行きたい欧州サッカースタジアム巡礼」とほぼ同じ構成である。
(「死ぬまでに行きたい欧州サッカースタジアム巡礼」の紹介はこちらから)

実は私は、建造物としてサッカースタジアムが好きなのだ。
サッカーに限らず野球スタジアムも好きだ。
出張で様々な地域に行った際には、地元の神社と共にスタジアムをまさに巡礼する事がある。
特に試合がなくても、ただ見てるだけで満足感を得られる。
この本も写真を眺めているだけでも満足できる。

以前にも記したが、磯達雄さんと宮沢洋さんによる建築巡礼シリーズみたいになると、建築物としての楽しみをもっと味わえると思う。

近年、日本にも独特の雰囲気を持つ球技専用スタジアムが増えてきている。
非常に楽しみな傾向である。
そこに行けば何か楽しみがある、そんなスタジアムが増えていってほしい。

まとめ

今回は「今こそ行きたい欧州サッカースタジアム巡礼」を紹介してきた。
以前紹介した「死ぬまで行きたい欧州サッカースタジアム巡礼」と似た内容なのだが、しっかり最新版にアップデート出来ている。
欧州でプレーする選手も増えてきた現代なら、ここ紹介されているスタジアムが身近に感じる事が出来るだろう。
サッカー好きでスタジアム好きな人には是非ともオススメしたい一冊である。

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