はじめに
ある程度サッカーを観戦していると、特に目立つわけじゃなくとも、なんか効いているなという選手を見つける事があるだろう。
そんな選手は何を考え、何を実践しているのだろうか?
サッカーファンに限らす、秀でたものを持たない者の活きる道をを知りたくないか?
そんな一冊を紹介しよう。
タイトル:「徹する力」
著者:明神智和
カテゴリー:選手
発売日:2021/2/26
どんな本なのか
日本代表も経験した明神智和さんの著書であり、自分を知り自分が活きる道を探す、そのマインドを凝縮した本である。
こんな方にオススメ
・黒子的な立ち位置のプレイヤーが好きな人に。
・代表に選ばれるような人のマインドに触れたい人に。
・サッカーファンでなくとも、自分が活きる道に悩んでいる人に。
オススメとマトリクス
おすすめチャート解説

・難解な表現は殆どなく、とても読みやすい文章である。
・明神さんの幼少期から引退してコーチになるまで、ひとりのサッカー選手の物語としても楽しめる。
・サッカーに興味がないビジネスマンにもオススメできる。
読者層マトリクス解説

・やや自己啓発的な要素もあるので、ちょっと高めの年齢層向けかと。
・コアなサッカーファンでなくても十分満足できる。
感想など
自分にとって本書は、前々から読もうと思っていながら、なかなかキッカケがなかった一冊である。
ようやく時間が空き読んでみて思った事は、もっと早く読んでおけば良かった。そして、やっぱり良い本だったといこと。
日本代表も経験した明神さんだが、目立つプレーは殆どない。
「あの時のあのゴールは」とか、「あのパスは」とかいうものが、思い出せない。
ただただ、とにかくいい選手だったなと。
何が良かったのだろうか?いまだに上手く表現できない。
彼ならそこにいてくれる。彼なら任せられる。そんな感じだろうか。
この本を読むまでは、正直なところ明神さんは、もっとストイックな人だと勝手に思っていた。
意外にも、上手に抜くというか、張り詰め過ぎないように自身をコントロールしていたんだな。
本書のような選手が書く本は、ビジネス書とか自己啓発書に通じるところがある。
この本も、ビジネスマンにとっても有益なものとなるだろう。
彼がもし日本代表のキャプテンだったら、長谷部さんの「心を整える」ぐらい売れていたのかも。
そのぐらい満足感を得る事ができた。
そして、明神さんを選んでくれた編集者にも感謝である。
まとめ
今回紹介した「徹する力」は、よくある選手本のようにビジネス書的な要素も強かった。
だが、とくに重苦しくも感じなくスッキリ読めたのは、文書も上手く力が抜けているからなのかなと思う。
力まずに、出来る事に徹しながら、少しずつ結果を掴んでいく。良い本に出合えて良かった。