はじめに
ケイスケホンダ、メンタルえげつねぇと思う事がある。
あんな風になれたら。
なれないまでも少しは近づけたら。そう思う人もいるだろう。
そんな人に、この本を紹介しよう。
タイトル:「トップ1%のサッカー選手に学ぶ成功哲学」
著者:水野俊哉
カテゴリー:雑学
発売日:2014/4/19
どんな本なのか
サッカーで成功を収めた選手の思考法から、様々なビジネス書・自己啓発書に通じるものを紐解いて紹介する本である。
こんな方にオススメ
・サッカー好きなビジネスパーソンに。
・苦難に直面している、あらゆる分野の方々に。
・ビジネス書をよく読む、サッカー好きな人に。
オススメとマトリクス
おすすめチャート解説
・ビジネス書として捉えると、とても読みやすい部類だろう。
・技術戦術的な内容は、ほとんど無く、考え方・思考に関する内容である。
・アスリートに限らず、様々な人に通じる学びがあるだろう。
読者層マトリクス解説
・ビジネスパーソン向けだと思う。
・サッカーに関する知識は乏しくとも内容は理解できる。
感想など
サッカーが好きな人なら、本田圭佑選手が子供のころ、セリエAで10番をつけると作文に書いたという話は有名だろう。
本田選手に限らず、他のスポーツ選手でも良いのだが、活躍する人・結果を残す人というのは、似たような逸話を聞く。
そしてこういった話は、実は成功哲学・自己啓発書の名著「思考は現実化する」にも同じような事が記載されている。
トップサッカー選手やオリンピック選手の思考が、成功哲学に通じるという事は、ビジネス書をよく読むスポーツ好きな人にとっては、実は当たり前の感覚ではあるのだが。
本書では、多くのサッカー選手の言葉から、数多くのビジネス書・自己啓発書に通じるエッセンスを紐解いていく。
既に多くのビジネス書を読み漁ってきた人からすると、目新しい発見はないかもしれない。
ただし、改めて、こうして取り纏めていく事も少ないと思う。
普段ビジネス書なんて読まねーよという人にとっては、新たな学びの世界が広かるだろう。
それでは、本書で紹介されるビジネス書・自己啓発書をいくつか挙げていこう。
「思考は現実化する」ナポレオン・ヒル著
「マネジメント」P・F・ドラッカー著
「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著
「道は開ける」デール・カーネギー著
「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート・キヨサキ著
と、まあ名著のオンパレードだ。
読んだ事がない人も、タイトルぐらいは聞いたことがあるんじゃないだろうか。
この本が、これらの名著を読むキッカケになれば、それはとても良い事だなと思う。
読み進めて頭が疲れたら、またサッカーを観て楽しめば良いさ。
まとめ
今回は「トップ1%のサッカー選手に学ぶ成功哲学」を紹介してきた。
ビジネス書的な要素のあるサカ書は、結構あるのだが、本書はサッカーとビジネス書を結びつけるものだ。
数多く本を読む人にとっても、まとめとして価値があるのではないだろうか。